社内研修(その4) | 社畜と呼ばれた黒糖のブラックカンパニー体験談


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プライバシーマーク取得騒動が終わり
残り少ない研修期間を苦々しく思いながら
作業に取り組んでいると研修監督より呼び出される

やだ、こわい…

薄暗い部屋に入れられ、席につくように言われる
 
あの、電気ぐらいつけてよ… 

席につくと、肩を叩かれながら
「おめでとう、出向先が決まったよ!」と
なんかすげえいい表情で伝えられた。

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はぁ… ついに来たか、赤紙が

出向先を聞くと聞いたことがない駅名だった

どこそこ?

都内は広いから駅名だけ伝えられてもわからなかった

さぞ、私が不安そうな顔をしていたんだろう
「大丈夫大丈夫、一回は一緒に連れて行くからさ!」と
めっちゃいい表情で伝えられた。

自分の席に戻るなり
さっそく駅名を検索してみる
乗り換えが必要になる現場だ、通勤時間も今より掛かるだろう

くっそう…

しかし、これも社会人の勤め
会社から指示が出たら従うしか選択肢はないのだ

研修の発表も心配の種だったが
それよりも出向先のことが気になってしまう

翌週、最年長の同僚の出向先と
私たち同僚4名の出向先、
まだ出向先が決まっていない同僚2名で出向先の見学に行く

最初に到着したのは最年長の同僚の出向先だった
大都会といってもいいビル街にあるオフィスだ
金融系のシステムを取り扱うようだ、難しそう…

ここで出向先に居る会社の先輩が出てきて
最年長の同僚を連れて行ってしまった 

グッドラック

我々は彼と別れて出向先を目指して歩み始めた
見たことも聞いたこともない駅名の職場
一体どんなところだろうと不安を抱きつつも電車に揺られる
 
到着すると駅から徒歩数分の位置に大きなビルが建っていた

こんなところに大きいビルが… 
ここが職場なんだろうな、と薄々感じていた

当然のごとく、そこが職場でした

職場の見学という名目で先輩社員の仕事場を見せてもらった
なんか大きな部屋に大勢の社員さんが居て
パソコンの画面に向かって睨めっこをしている姿は
ドラマなどで見かけるような景色であった

出向先の社員さんのお話を聞かせてもらえることになり
お話を聞いていると、花粉症により鼻水が…
申し訳ないと思いつつ、鼻をかんでしまった

チーンッ

一瞬、世界が止まった
全員の注目が私に集まってしまったのだ

「すみません、花粉症のもので…」
 
申し訳無さそうに伝えると 
すぐに何事もなかったかのように説明は続いた
私もこのことを忘れてしまうぐらいだった

見学が終わり、出向先の会社を出たところで
にこやかに出向先の社員さんとお別れをしたところで
突然、研修監督に胸ぐらを掴まれた

「ふざけんじゃねえぞ!」

何が起こったのか理解できなかった

さきほどの出向先の社員さんは気難しい担当者さんらしく
嫌味の一つでも研修監督は言われたのだろうか
すごい形相で怒っていたのを覚えている

「会社の看板背負ってんだぞ!
なんなんだよ、あの態度はよ!」

ドンッ

「ガキじゃねえんだから、わかるだろ!
二度とナメた真似するんじゃねえぞ!」

いやー、さすがに漏らすかと思ったね
私にできるのはただただ、謝ることだけだった

社会人の、会社の看板を背負っているという意識が低かったことを恥じて、
この先、うまくやっていけるか不安を抱く出来事でした。

これだけでも「ブラック企業」の片鱗が見えていたはずなのに
あのときの黒糖は、これぞ社会と思い何も気付くことができなかった。

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