休日返上 社員旅行(その1) | 社畜と呼ばれた黒糖のブラックカンパニー体験談


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残業祭りの果てに、待ちに待った給与明細が届いた
当然のごとく、残業時間0分、残業代0円というお馴染みのものだ
くっそう!

しかし、この明細の中で気になる項目がある
毎月の最低賃金の中から、会費という名目で4000円引かれていたのだ
これは一体何なんなのだろう

そう思っていた答えがわかった
 
社員旅行の積立金、会社の宴会の費用
 
そういった類のものに使用されていたらしい
強制的に引かれ、イベントにも強制的に参加させられる
拒否権など存在しないのだ

その最たるものが社員旅行である

仕事に支障をきたすと大変なので連休を狙って
会社の社員旅行は企画されていたのである(もちろん、全員参加義務)

社員旅行の先は専務の一存で決まったそうだ
なんでも専務のお気に入りの方が運営している
ホテルに泊まることになったらしい

社員旅行と言ってもヒエラルキーの最下層に位置する
※ヒエラルキー:ピラミッド型の段階的組織構造のこと
黒糖にとっては接待旅行と言ってもいい
せっかくの休日を会社への接待に消費させられる
この苦痛、社会人の諸兄らには経験がお有りではないだろうか

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本社に8時集合

社員旅行の通達を受け、不本意ながらも会社に集合した
おや、来ているのはごく一部の社員だけのように見えるが…

そう、そうなのである
専務より呼び出された選ばれし企業戦士たちのみ
通常の戦士たちより早く召集されているのである

くっそう、ハメられた!
 
専務より仕事を仰せつかり、本社ビルに買い溜めしてある
酒や菓子類などをバスまで運ぶよう仰せつかる

会社とバスを何往復もしていると、ぼちぼち社員が出社してきた

しかし、誰一人として手伝う気配がない
こまったことに

朝から過酷な肉体労働を強いられ、くたくたになりながらもバスに乗る

「おまえ、もう汗かいてんの?」

「どんだけ興奮してんだよ!」

「若いんだからもっとがんばれよ!」

先輩社員たちから、笑われる始末だ

専務は「さすが黒糖さんを呼んでおいてよかったわぁ♪」と
ごきげんな様子で、社長も良い良いと喜んでいた

くっそう!
こんなことで尻尾振ると思ったら大間違いだからな!
もうっ、喜んでもらえてよかったけど!

バスの中でも菓子を配ったり、お酒を配ったりと忙しい
バスの中での余興(よきょう)も手伝わされる

機嫌の悪い上司からはしっかりしろ、ちゃんとしろと叱咤される
本当に休みの日を無駄に接待に使わされていると感じていた

パーキングにつくとすごい混雑だった
トイレを借りるのも一苦労、
先輩社員たちのイライラが伝わってくるぐらいだ

またバスに戻り、目的地を目指す
途中で渋滞が発生しており、なにやら事故の影響らしい

イライラが募り、険悪なムードの中
バスはノロノロと進んでいた

しばらくすると煙のようなものが見えたので
窓の外を見てみるとバイクが転倒しており
車体が燃えているのが見えた

ここぞとばかりに携帯電話取り出して
バイクの写真を取り出す先輩社員たち

呆然と立ち尽くす、運転手さんと仲間と思われる人
この姿を渋滞の恨みだ、と言わんばかりに写メる姿は
当時の黒糖を持ってしても、異常と感じざるをえない光景だった

一通り写真を撮影したからだろうか
渋滞が緩和されたからだろうか
バスの中では笑みがこぼれはじめた

ふぅ、一難去ったな
そこで安堵してしまう黒糖も相当黒い
徐々に会社の色に染まってきているのだろう
いや、もともと持ち合わせているものかもしれない

外を見ると見たことのある景色が広がっていた

アレ、これ家族旅行で通ったことあるところじゃ…
もしかして、ホテルは家族旅行で行ったことがあるところなのか!

そんな心配は宿泊先に着いたときに見事に打ち砕かれる

バスが到着したのは裏通りに行ったところにある
田舎道の先であった

え、こんな鄙びた(ひなびた)ところにホテルがあるのだろうか
※鄙びた:閑として田舎っぽい場所

休日返上 社員旅行(その2)へ つづく

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