休日返上 社員旅行(その3) | 社畜と呼ばれた黒糖のブラックカンパニー体験談


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お風呂も済んで、社長と専務たちはホテルに向かい
われわれは宿泊先の小屋へとバスで向かうことになった

今回の社員旅行中で一番良いイベントだったのではないかと思う
スーパー銭湯でのひとときであった

バスが薄暗い砂利の駐車場に停車し
各々の小屋に向かう光景は哀愁(あいしゅう)漂うものがあったにちがいない

小屋に入ったところ、電気をつけてみると
昼間は気付かなかった蜘蛛の巣や、埃の数々が目にとまる
せっかく銭湯でさっぱりした状態なのだから、きれいな寝床で休みたい
そう思い軽く掃除をすることにした

ふう、掃除も終わり消灯時間も近づいてくる
学生ではないが社員旅行、そこは少しぐらい楽しみが欲しいと
トランプを持参していたため、先輩社員を含め小屋のメンバーでトランプをする

社会人になっても、こういう遊び心は忘れてはいけない
これぞ、コミュニケーションですよ!

そんなことをしていると消灯時間となり
先輩社員が上司たちに報告へ向かい、今日は寝ることになった

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寝袋を引っ張りだし、中に包まってみる

むっ…

なんか臭い、なんだろうこの臭いは…
もしかして、この寝袋洗濯されてないんじゃないか

そう思えるぐらい、よろしくない臭いがする
せっかく銭湯でとってもさっぱり気持ちいい香りに包まれていたのに
一変して汗の乾いたような臭いだろうか、よろしくない臭いが包み込む

ちくしょう!

しかし、寝袋に包まれずに眠るのは
翌日のことを考えると危険な行為以外のなにものでもない
ここは我慢して寝袋に包まれよう

臭い…

翌朝、小鳥たちの囀り(さえずり)が優しく朝を告げる
この忌まわしき寝袋を脱ぎ捨て、朝を迎えることができたことを感謝しよう

時間を見てみると朝食の時刻より、1時間以上早く起きてしまったようで
小屋内のメンバーは寝ている様子

起こしてしまっては悪いだろうと思い、静かに扉を開けて外に出てみる

さすが雑木林…
ゴホンッ、大自然の中にある素晴らしい宿泊所だ
この朝の空気は都会では味わうことができない、清々しい空気だ

そんな思いを馳せていると別の小屋からも同僚が姿を現す

「寝心地どうだった?こっちは最悪!」

本音をぶっちゃけるナイスな同僚に対して
寝袋がいかに悪臭を放っていたかについてを熱弁する
思うところは皆同じだったのだろう、共感することができて良かった

しばらくしていると次々に先輩たちも目覚めたようで
朝ごはんはなんじゃらほい!と夕食を食べたところに集合していく

支配人の部下が元気に登場し、朝食は施設の中で用意されているという

朝食は作らなくていいことに喜びながら向かうと
コンビニ弁当のような弁当箱が置いてあり、これが朝食だという
ホテルの朝食をイメージしていたが、そういえばこれは社員旅行だった
われわれにそんな高価なものが用意されているわけがない
ジュースなんかもあるようだったが、まさかの有料(別料金)らしいので水で我慢する

朝食を済ませ、外に出ると社長や専務が到着していた

どうやら何かイベントを行うらしい
みんなで仲良く別館に向かうと、体育館のような施設だった

ここで全員で体を使った遊びをしようという
男ばっかのこのメンバーで体を使った遊びとはいかに!

なんかよく覚えていないけど、
小学生の頃にやった体育の授業というかレクリエーションみたいなものを
いくつかやったんだけど、印象に残るような内容はなかったと思う

体を使った遊びが終わると
今度は劇場施設というのだろうか、そこに集められて
専務が大ファンだというホテル支配人の公演を堪能させてもらった

世代ではないがネタを知っているということで専務と話が弾み
なぜか専務の隣の席で見ることになったのだけど
他の新入社員や若手の先輩社員たちは「?」というような状況だった

ひとしきり楽しませてもらったところで記念撮影を行い
楽しい社員旅行も、これにて帰るだけとなったのである
やった!

帰る際にはスタッフの皆さんがお見送りしてくれた

ありがとう、
帰るわれわれを祝福してくれているかのようだ!

帰りのバスは皆帰れるということでご機嫌な様子で
少し渋滞はしたものの、行きのときとは全然違って足取りも軽やかだった

そうして、本社の近くにバスが停車し
社員旅行は無事、幕を閉じることになった

しかし、翌日から月曜日ということもあり
土日という素晴らしく貴重な休日を返上して肉体労働を含む
接待に追われた社員旅行、とても休めたものではなかった

月曜日から、当然のごとく残業祭りである

はやく家に帰って休みたい

思うことは皆同じであったはずなのに
専務に呼び止められ、何かと思えば社長たちの荷物運びを依頼され
本社まで土産などの荷物をすべて運び入れることになった

黒糖は目をつけられている
そう社畜としての適性を見出され
雑務を押し付けるなら、こいつだ!とロックオンされていたのだろう

結局、何度か会社とバスを往復し荷物を全て運び終えた

社長も専務もニコニコしていたが
使役される黒糖は翌日のことを憂い、荷物を運んだ後は挨拶をし
一目散に家に帰り、翌日に備えて早く休むことにした

もちろん、ゲームはやったけど!

この休むに休めなかった休日返上の社員旅行のおかげで
ほぼ12連勤のような状態になったのは言うまでもない

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