突然の呼び出し | 社畜と呼ばれた黒糖のブラックカンパニー体験談


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骨折してしまったが当然のことながら
遅刻することや欠勤が許されるはずもなく
遅刻することなく日々の業務に勤しんでいると上司から別室へ呼び出しを受ける
こんな人気のないところで何をするつもりだろう

猜疑心を胸に抱きながら別室へ向かったところ
上司は低めの声で語りかけてきた

「やらかしてくれたね、黒糖くん!
先日の労災問題について本社で会議が行われている
疑うわけではないが、いつどのような状態で怪我を負ったのか
審査する必要性があるから、これから本社へ向かえ」

『あの、まだ今日の仕事が…』

「そんなのは休みの日に出社するなり、残業するなりいくらでも対応できるだろ
まずは労災問題について解決することを再優先に考えて行動しろ!」

『はあ…』

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そんなわけで仕事を放棄して本社に向かったのだった

本社に到着すると事務の人がちょっと気まずそうに迎えてくれた

「社長が待ってたから、はやく説明したほうがいいよ…」

『ありがとうございます、わかりました』

コンコンッ
ちょっと大げさに社長室の扉を叩く

「入りなさい!」

『失礼いたします』

社長室では社長と専務が待っていた

「おお…黒糖くん?現場は順調かね?」
少し日本語に違和感を覚えながら
『はい、おかげさまでなんとか…』と答える

「それで…なんでも怪我をしたそうだが?」

『はい』

「その割にはなんだか元気そうに見えるが?」

うん?
確かに骨折はしたが、連日の残業で不規則不健康ながら
こういう場なので無駄に元気が無いような素振りを見せていないのに…

『骨折はしましたが、体調の方は…』

「本当に勤務中骨折するようなことがあったのかね?」

勤務中じゃなくて通勤の途中です、社長…

『いえ、勤務中ではなく通勤の途中で…』

「あー… そうだったのかね
それじゃあ、労災にはならないんだよ」

『病院の先生は労災の対象になると話されていましたが…』

「はぁ・・・ キミは何かね?
病院に行って会社が悪いと風調してまわっているのかね?」

『いえ、そんなつもりは・・・』

「困るんだよ、ろくに知識もないのに権利ばかり主張しちゃ・・・」

『・・・』

「キミは権利というのを知っているかね?」

『どういう意味でしょうか』

「権利とは義務を果たしてはじめて生まれるものだ、わかるかね?」

『はい』

「いや、キミはわかっていないよ!わかっていたらこんなことになるはずがない!」

どういうことなの?

『えっ・・・』

「こんなところで何だから、会議室に来なさい」

社長室に呼び出しておいて、こんなところとは・・・
この先どうなってしまうのかと、ドキドキしながら会議室へ向かった

企業戦士の戦いの日々はつづく…

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