中小企業合同研修会(1日目) | 社畜と呼ばれた黒糖のブラックカンパニー体験談


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 入社した翌日、中小企業合同研修会なる
 3泊4日の研修旅行の話をされる

 なんか修学旅行みたいでドキドキするなぁ
 ちょっと楽しみに思いつつ、研修旅行に思いを馳せる
 
 集合場所は新宿某所
 
 何台ものバスが集まっており、
 ここに大勢の企業から集まった新米社会人諸君が
 一同に会している

 なんか、すごいな

 会社の看板を背負って研修旅行に臨むのだ
 負けられない、看板に泥は塗れない
 緊張を胸に、バスに乗車する

 隣の席の方は他の企業の戦士見習いであったが
 話してみると同じような心境であるという
 ドキドキするが、この合同研修を乗り越えて
 立派な企業戦士になろうではありませんか

 互いに思いを語り、バスは目的地へ向かっていく

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中小企業合同研修会(1日目昼)

 
 目的地であるホテルに到着した
 我々企業戦士見習いたちを待ち受けていたものは
 広間にて行われる情け無用の残虐ファイト

 ディベート(討論会)と呼ばれる戦いの場だ

 大学を卒業している企業戦士見習いたちは
 「ディベートなんて久しぶりなんで楽しみですよ」と
 息巻いているが、私はディベートの経験などない

 言い負かせれば勝利という、これまた苦手な内容だった

 ディベートは3:3で行うことになった
 チーム分けは以下のとおり
 
 大卒チーム VS 専卒チーム

 うん、なんだろうね
 戦う前から勝てる気がしないぜ

 まずは
 「一軒家」と「マンション」というお題で
 ディベートをすることになった

 専卒チームは「一軒家」、大卒チームは「マンション」

 一軒家の欠点を次々と並べてくる大卒チーム
 一軒家の利点を述べる専卒チーム

 この時点で勝負はついていた

 攻める大卒チームと守る専卒チームでは
 そもそもディベートは成立していなかったのだ
 
 互いに互いの欠点を指摘すれば良かったのだが
 素直に納得してしまったり
 守りの言葉を逆手にとられたりと惨敗であった

 これがディベート…!
 
 つづいてのお題は「中小企業」と「大企業」
 
 専卒チームは「中小企業」、大卒チームは「大企業」
 
 一回戦目の惨敗を胸に、次こそは勝利しなくては
 中小企業の良い所を一生懸命に説明する我々専卒チーム
 対する大卒チームは金に物を言わせて
 中小企業の利点の部分を奪い取り、中小を潰せばいいという

 中小企業合同研修会じゃねえのかよ!

 こいつらどんだけ中小企業ディスってんの!

 審判で席に居た中小企業の社長さんも苦笑いしてるじゃないの!

 こうしてディスられまくって、またしても敗北を喫した専卒チーム

 審判の社長さんからは残念だったが、ディベートという意味では負けだ
 ただうちの会社には、君たちのような人に来て欲しいと言って
 名刺を差し出してくれた社長さん

 試合には負けたが、勝負には勝った
 そう思い込むことにして自我を保つことにした

中小企業合同研修会(1日目夜)

 同室になったのはディベートの時は異なる
 ルームメンバーだった

 それぞれいろんなところから出てきた
 企業戦士見習いだそうだ

 いろんな話に花を咲かせて
 夕食も一緒に食べ、お風呂も一緒に入り
 消灯後の寝るときも学生時代のように
 賑やかに楽しんでいた

 ドンッドンッドンッ!

 部屋を叩く音がする
 
 ルームメンバーには寝た振りを指示し
 部屋長に選ばれた私が対応に出ると

 各参加企業から参戦している先輩社員(監督)が
 鬼の形相で待ち構えていた

 「学生じゃねえんだから、騒いでるんじゃねえぞ!!」

 わー、どうしよう、なんとか言い訳を考えないと!

 「ゴホゴホッ、ずみません…
  私の咳が五月蝿かった…ゴホゴホッ… でしょうか」

 実際、昼間も咳き込んでいたので
 ちょっとオーバーにリアクションを決め込んでみた

 「………」

 沈黙が流れた

 やばい、怒りのボルテージを上げてしまったかもしれない
 遺言を考えて監督らの次の言葉を待っていると
 近くの部屋から馬鹿笑いが聞こえてきた

 「どうやら騒ぎはあっちのようだな」

 そう言って監督たちは、馬鹿笑いのする方へ向かった

 た、たすかったー!
 これが社会人の立ち回りというやつですね!

 そう思いながら部屋に戻ると
 ルームメンバーからダメ出しを受けることになるのだが
 それはまた別の話…

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