いよいよ現場での仕事が決まり、
われわれ新入社員は各地へと赴くこととなった
出向先でも新入社員ということで
任される作業は限られているはずなので
担当箇所のパーツを作成し、
各自連携し、社内研修を完成させるよう通達される
これが社会人というものだ
学生時代の甘えた環境とは違うのだ
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これから現場研修がはじまる
出向先部署の皆様に挨拶をさせて頂き研修を受ける
出向先の作業は割と忙しく、
残業をすることも少なくはなかった
休み時間などを利用して社内研修の発表用資料などを作り
定時後にチームメンバーと連絡を取り、完成を目指す
日々の作業をこなしつつ
社内研修の完成を目指すのは
新人の我らには手厳しいものがあったが、発表の日は近い
残業を行いながら、なんとか作り上げた
当然、残業は自己都合なので
残業代は研修中は出ないと上司より強く言われている
これを実装し、社内でプレゼンすれば社内研修も終わりだ
研修が終われば残業代が支給される
この辛く厳しい社会人生活も報酬という形で報われるだろう
そんな夢物語を信じていた黒糖は
当時「ブラック企業」なんてものが本当に存在し
まさか自分が餌食になろうとはこれっぽっちも思っていなかった。
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