同僚がプレゼンを行うことになった | 社畜と呼ばれた黒糖のブラックカンパニー体験談


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はじめてのプレゼンは髪型の質問だったり
プレゼンを行う者に対してのツッコミばかりで
肝心な内容については触れられることはなかった

この悔しい思いは新入社員一同に展開させてもらい
温かい失笑と嘲笑を受けたのは言うまでもない

またプレゼンを引き受けることになったら
どう切り替えしてやろうかと考えていると
次のプレゼンは同僚の新入社員が担当することになった

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同じ轍(てつ)は踏まない

当然、大いにコケた黒糖がいるものだから
同僚の新入社員だってバカじゃない
対応と対策を練りに練ってプレゼンに臨むことだろう

くっそう、一番手じゃなければ対応と対策は練れただろうに!

同僚の新入社員のことを羨ましく思いつつも
なんとかあのイヤミな人を回避する術を見せてもらいたいものだ
そんな期待を胸に抱いていた

プレゼン当日

同僚が緊張した面持ちでプレゼンに臨む
イヤミな人のツッコミに負けないで頑張れ!
と、心のなかで応援しつつプレゼンは進む

同僚の目から見ても資料が使いまわしなのと
説明の内容が少しぎこちない感じがする
イヤミ回避のほうに気を回してしまったのだろうか

バシンッ!!

突然、プレゼンを受けていた一人がホワイトボードに向けて物を投げた

一瞬、空気が死ぬ会議室
だが投げた人は続けて言った
「下手くそ!おまえなんかレビューやめちまえっ!!」

周りの人も一瞬は驚いた様子だったが
物を投げた人の意見に賛同したのか、ブーイングを飛ばす
下手くそ、やめちまえ、かえれ

ひどい言葉を投げ続ける状況は
とても会議とは思えないような環境だった

しばらくすると投げた人が
「時間おしてんじゃねえか、とっととやれよ!」と
怒り気味に文句を言い出して、
上司が謝りつつも同僚にプレゼンを続けさせた

ちょっと涙を目に浮かべながらも
プレゼンを続けた同僚は素直にすごいと思った
黒糖ならどうなっていたことかわからない

しかし、体育会系のノリというのだろうか
物を投げたり罵声を浴びせたりするのは
とても普通の企業とは思えない

幸い投げたものが命中することはなかったが
これがもし直撃していたら怪我をしていたことだろう

「こんなのブラック企業じゃないか…」

会議が終わった後に同僚が口にしていた
よほど悔しかったのだろう、おさまりがつかない様子で
こちらにも非があるかの如く不満を述べていた

あの状況で助けるとか無理だよ、無力な黒糖を許してくれ

一番手というのは不利であり、有利でもある
多少の失敗は一番手なら許されることもあるのだから…
そう思う黒糖であった

企業戦士の戦いの日々はつづく…

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