戦場に戻ると、すぐに会議室に集められた
いよいよ、担当箇所を決めるようだ
大変な箇所を担当することになる者はさぞ辛いだろうが
同期で助け合う、協力しあうと誓った
今の私たちには恐れるものではない
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一人づつ割り振られていく担当
「同期A、同期Aはこの箇所を担当でいいか?」
上司から直々に担当箇所が割り当てられていく
「はいっ!」
「できそうか?」
「はいっ!」
良い返事を返す同期A
担当箇所は可もなくば不可もないような箇所だった
「同期B、同期Bはこの箇所を担当でいいな?」
「は、はい…」
「できそうか?」
「はい…」
ちょっと緊張気味に返事を返す同期B
担当箇所は割りと簡単な箇所だった、うらやましい
「黒糖、黒糖はSQLやったことあるから、この箇所でいけるな?」
データの抽出条件を決める、結構難しいと思われる箇所だった
『えっ… が、頑張ります!』
一瞬、びびってしまったが頑張ればできないことはないだろう…
たぶん
「頑張りますじゃない、絶対にやり遂げます!ぐらい言えよ!」
きたな、プレッシャー!!
『は、はい…』
「なんだよ、頼りねえなあ… 同期A,同期B!なんか黒糖ができなそうなら手伝ってやれよ」
「はい!」
「えー、仕方ないっすね!」
同期たちの温かい言葉のもと、黒糖たちの戦いがはじまった
企業戦士の戦いの日々はつづく…
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